漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
40代女性。
風邪気味(喉の痛み、咳、鼻水少し、痰絡む)の為、いつも通院している病院にて漢方薬を処方してもらい服用しましたが、効果が見られませんでした。
以前、風邪の引き初めに当薬局でお出しした漢方薬の服用で早めの改善がみられた為、再度来局しました。
詳しく症状をお聞きし、舌の色や苔をみてもらって漢方薬を出してもらったら、今度もすぐ効きました。
中医学の薬の決め方は症状と原因、体質によって同じ病気でも8種類以上の漢方薬があります。
風邪でも寒気がある人と熱感がある人、汗が出ている人、でていない人でも違います。
見立てが違うとまったく効果がありません。これを「同病異治」と言います。
でも合うとすぐ効くのが中医学の面白さです。
しかも元気になるのが特徴です。
違う病気でも体質、原因が同じなら同じ漢方薬を使います。
これを「異病同治」と言います。
国際中医相談員 薬剤師 植松光子
TEL:049-245-6637
住所:埼玉県川越市砂新田2-8-7